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自由を手に入れるため、枠を飛び越え、一歩を踏み出しつづける

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

自由を手に入れるため、枠を飛び越え、一歩を踏み出しつづける

常識が日々更新され、社会が大きく変化している現在、「枠にとらわれない」発想が求められています。しかし、前例がないことへの挑戦にはリスクもあり、その一歩を踏み出すのは簡単なことではありません。
漫画家・大橋裕之の初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』に竹中直人さんが出会い、山田孝之さん、齊藤工さんに声をかけ実現した映画『ゾッキ』(2021年4月2日公開)。3人は共同監督として、オムニバス作品である原作を一本のストーリーに融合し、今作を作り上げました。
齊藤さんは今作で、監督として長編3作目となります。自身が担当するパートの重要な役である「ばんくん」に、お笑いコンビ・コウテイの九条ジョーさんを起用されました。俳優や監督、プロデューサー、白黒写真家、移動映画館「cinéma bird」の主宰など肩書きという枠にとらわれない活動を続ける齊藤さんと、お笑いの枠組みを壊そうと挑む九条ジョーさんに、前例のないことへ挑戦するための心がけを伺いました。
齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

自分にとっての「自由」って?

九条さんは、相方の下田真生さんとお笑いコンビ・コウテイとして活動されおり、俳優初挑戦で映画出演は今作が初になります。普段から映画をよく観ていると伺いましたが、好きな映画を「作る側」になっていかがでしたか?

九条まず、同じシーンを何度も撮るっていうのが衝撃でした。「また同じセリフを言うの? これって何してんの!?」って。

齊藤はははは(笑)。

バラエティ番組の作り方と全然違いますもんね。

九条バラエティ番組の収録は、何台ものカメラがずっとまわって出演者を映して、それを編集したものが放送されるんです。でも映画は、同じシーンでもカメラ位置を変えたり監督さんが納得されるまで何回も何回も撮り直す。全てが初体験だったので「こうして映画って作られるんだ」って思いました。

齊藤監督は、自分の思い描いたシーンや芝居が出るまで何度も撮り直しされ、3監督の中で一番テイク数が多かったそうですね。

齊藤結構過酷な雨のシーンもあったんです。しかも季節は極寒の2月で、ロケ地の蒲郡(愛知県)は三河湾に面して海風もあったので、人が凍っていくかのような…。

九条そうですよ! 工さんはストーブの前で暖とりながら「アクション!」て声かけてて。

齊藤はい、ダウン着て。

九条僕と(森)優作さんだけびしょ濡れで、むっちゃ大変でした!

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

九条さん演じる思いつめた表情のばんくんが、土砂降りの中、意を決して森優作さん演じる親友の牧田に、あるお願いをするシーンですね。

九条映画のお話をいただいた時に工さんから「濡れ場がある」って聞いて、「え!? そんなシーンも…」って思ってたら、雨に濡れると言う“ガチ濡れ場”だったんです! でもいいシーンなんですよね。

齊藤急に韓国映画みたいになるんですよ。

九条わかります、わかります!

齊藤九条さんって、ああいうシーンがすごくはまる。出で立ちが、すごく映画的だと思います。だから寒い中何度も撮り直してでも、素敵な部分をどうにかしてえぐり出したかった。でも、そのシーンの撮影後は、近所の方がお風呂を貸してくださって。

九条めちゃくちゃ優しくしてくださった〜。

齊藤ただ、衣装部さんが九条さんの替えのパンツを忘れて、「蒲郡のご家庭の浴室にずっと九条ジョー」…というこちらの不手際があったんですけど(笑)。

九条はい、浴室は変な空気になってました。

齊藤九条さんには初めての映画出演で、かなりハードな現場を味わわせてしまいましたが、その分、あの時の九条さんの旨味が映し出された作品になったと思います。

九条さんのキャスティングは、齊藤監督たっての希望と伺いました。

齊藤実は、僕が原作の「伴くん」のパートを担当させてもらうことが決まってから、なかなかキャスティングが決まらなかったんです。「伴くん」という存在に出会えないでいたというか。そんな中、あるテレビ番組に出演させていただいた時に観た、コウテイさんのネタが圧倒的におもしろくて。

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

九条工さん…!

齊藤下田さんという天才がいまして。

九条なんで相方だけ!? コンビで面白いんですから!

齊藤その時の九条さんの佇まいに、「あれ?」って思って。奇妙な残り香があるというか、シルエットもそうですし。それから2、3日、九条さんを思う日が続いて。

で、その2日後ぐらいに、別の撮影現場で、もう撤収とか始まってるのに明らかにスタッフに声をかけられてない、作業員みたいな服装をした森優作さんがいて。それでまた、「あれ?」って、点と点が繋がるような感覚がありまして。そして、その後すぐに本田役の木竜さんにも会って、一週間で理想のキャスティングを見つけられたんです。

九条むちゃくちゃ嬉しい…。

オファーを受けていかがでしたか?

九条ドッキリ番組かなって思いました。

齊藤そういえば、伴くんは「坊主にする」という条件があったので、先方も一度は悩まれたみたいです。

九条そうなんですか!? 知りませんでした!

齊藤スタイルができあがってますから、コウテイさんは。でも、「確かに…」と思っても、やっぱり伴くんは坊主だし、九条さんにお願いしたかったので、再度しっかり説明してオファーさせていただいて。そしたら、納得して受けてくださったんですよ。それで、衣装合わせの時に九条さんの断髪式をしました。

九条工さんが直接刈ってくださったんですけど、いきなり真ん中からはじめて、「なんなん!?」って(笑)。でも、終わって鏡見たら原作の伴くんそっくりで。選ばれた意味がようやく理解できました。

コウテイでの「臙脂えんじ色のマオカラーで七三分けの九条さん」と、今作での「坊主で丸メガネの伴くん」が同一人物だと気づかない人も多いのではないかと思うぐらい、役になりきってましたね。

©️ 2020「ゾッキ」製作委員会

九条思えば僕自身も昔、伴くんみたいな生活をしてたなと。家に借金があったので、親が僕にはいい大学に行っていい仕事に就いてほしいという希望があり、中高一貫の進学校に入ったんです。でもそこは、1学年が80人しかいないすごく狭い世界で、とても不自由を感じてました。

勉強が正義だっていう風潮もすごく嫌で、あとちょっとずついじめられて誰も話してくれる人がいなくなってしまって。伴くんみたいに孤立してた時、たまたまテレビでお笑い番組を見て、「こんなに自由な世界あるんだ」と思ったんです。そこから自分の中で何かがパーンと開けて。…思い返せば、今作で伴くんをやるべくそんな学生時代を過ごしてたのかなと。

伴くんも、牧田と出会うまでは、友達がいないという役でした。

九条僕も、沢田っていう友達がいたんですけど、ほんと牧田みたいなやつで。ずっと2人でゲームしたり、公園の鉄棒のところでずっと喋ってたり。2人とも他に友達いなかったから、本当に「伴くん」のエピソードのような生活をしてましたね。というか僕は「お笑いで革命起こしたい」という気持ちで走っている最中なんで、まだまだ「伴くん」真っ只中な感覚です。

……これは一応、今日ここに来るまでの新幹線の中で考えました。

齊藤新横浜から品川間のね。

九条近すぎるやろって! 16分!! 名古屋からですよ!

齊藤そして、今日は沢田さんにも来ていただいてます!

九条来てないですっ! 今は滋賀県で農業やってるから来ないです、来ないです!!

(笑)。また映画出演のオファーがあったら、どうしますか?

九条…断りますね。

齊藤1度はね。

九条ちょっと坊主は…って。いや、嘘です(笑)。これを機に色んなことへ挑戦できたらって思っています。

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

前例のない挑戦の先に見えるもの

九条さんは伴くんみたいな学生時代を送っていたということですが、齊藤さんはいかがですか?

齊藤学生時代は、今思えば何かが一番研ぎ澄まされていた時間だったと思います。当時、バックパッカーみたいなことをしていたんですよ。

九条高校生で? バカじゃないの!?

齊藤バカじゃないのって!(笑)。高校2年の春休みぐらいですかね。若気のいたりとは思いながらも『青年は荒野をめざす』とか読んでいたので。その後、卒業してからも旅に出たんですが、高校の時に旅に抱いていた「自由だー!」という感覚はなくなっていたんです。むしろ自由すぎて、不自由なぐらいで。

卒業して旅に対するイメージが変わったんですか。

齊藤高校生の時は、囲いの中にいるからこそ、外を思えたんだなと。今作の原作者・大橋(裕之)さんの作品は、学校を卒業して大人になっていく/大人になった人が「何かを諦めた人」として描かれていることが多いと思うんです。その諦めは絶望ではなく、何かを選びとっていくために必要なことというか。大橋さんの作品が学生時代をテーマにしたものが多いのは、そこに「自由がある」からなのではないかと思いました。

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

齊藤監督は、俳優だけでなく、監督やプロデューサー、白黒写真家、移動映画館「cinéma bird」の主宰など肩書きにとらわれない活動をされています。九条さんは、これまでの枠にとらわれない新しい笑いを生み出そうと挑戦し、第41回「ABCお笑いグランプリ」で優勝されています。枠にとらわれない活動は、その分リスクもあると思うのですが、怖くはありませんか?

九条僕はいつも心がけていることがあって。岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』という本に、こういうことが書いてあったんです。

僕は常に危険な方を選択して歩いてきた。そうしたら、ある時、命がボワッと燃え上がって輝き出したと。それを読んで、開眼したような感覚があって。安全な道ではなく、あえて危険な道に行った方が、自分がどんどん大きくなって行くんじゃないかなって思ったんです。今回も、僕はお笑いが生業なんで、映画に出なくてもいいかもしれない。しかも坊主にしたら、イメージもガラッと変わってしまう。

でも、出演を決めた。

九条自分の命がボワっと燃えて、更に高い所に行けるんじゃないかと思って。そしたら、工さんをはじめ様々なクリエイティブな方にお会いできました。

©️ 2020「ゾッキ」製作委員会

齊藤九条さんを見ていると、たまたまお笑いという方法で、自身の中にあるクリエイティブなものを、自らの考えを持って自由にアウトプットしているなと感じるんですよね。僕らの世代は、「僕を見て自由になって」とは声高に叫べない、上の世代の影響を多大に受けて、その狭間でもがいているというのが正直なところで。

枠にとらわれてない、わけではないと。

齊藤僕は、映画との関わり方がある種散漫だという見方もあると思うんです。一つを極めるというよりは、「映画」の周りをぐるぐるして、定まっていないように見えるかもしれません。でも、映画ファンとしての「客席にいる自分」が始まりでもあるので、その目線はずっと持っていたいなと思っています。

「客席にいる自分」ですか。

齊藤去年公開された『アイヌモシリ』(2020)という、現代のアイヌ民族を描いた作品があるのですが、監督の福永壮志さんと以前より交流があったというのもあり、僕に出演を依頼してくださったんですね。でも脚本を読んでみたら、主演の下倉幹人さんをはじめ、主要キャストはアイヌの方々を起用していて、現代を生きるアイヌ民族を切り取ったドキュメンタリーのような作品で。

九条へー。そんな作品が。

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

齊藤これは僕のような、タレントが出たら、作品の世界観を崩してしまうと、明らかに客席側の自分が思って。

九条なるほど…。

齊藤なので出演という形ではなく、スチールで参加をさせてもらいました。そのように、自分に対しての客観的な目線は常に持っていたいなって思います。客席でワクワクしながら座っている自分を裏切らないような、余計な、間違った関わり方を映画にしていなかったらいいなと。それが今の自分の在り方の一つかな。

今作では、撮影現場に託児所を設けるという試みもされたそうですね。

齊藤以前から、日本の映像業界で働く女性たちが、出産や育児のために現場を離れていく流れをずっと見てきたんです。出産や育児で才能が離れていってしまう。最初の頃は、そういうものなのかなと思っていたんですが、海外の作品に参加すると、スタッフさんの家族などとのプライベートの時間が撮影に組み込まれているんです。例えば、スタッフさんはみんな家族をロケ地に呼んで、2時間とられている休憩で、一緒に過ごしていたり。

九条そうなんですか。

齊藤フランスとかの現場はそうなんですよ。僕自身も、父が映像業界の人だったので、小さい頃スタジオに遊びに行くことがあったんです。だから、自分の父がどういう仕事に就いているのかが何となくわかりましたし、同じように現場へ遊びに来てる子どもと仲良くなることもありました。

幼い頃にそういう経験があったから、僕はこの世界を目指したということもあるんです。そういう面でも、スタッフの家族が現場に来るっていうのはむしろ相性がいいんじゃないかなって、なんとなく体感としてあって。

確かに、スタッフの働きやすさだけでなく、現場に来る家族にも、様々ないい影響が考えられますね。

齊藤山田(孝之)さんやプロデューサーに、そういった現場があってもいいんじゃないかって話を結構したんです。小さなのろしではあるんですけど、長期の撮影でなければ、自分の現場には毎回そういう場を作っていけたらなと。

結果的に、今回の現場では子どもを預けるスタッフはいなかったんですけど、そういう場が用意できたという実績はできた。最初は、他県に住んでいる子どもを預かるということに色んな面でハードルがあったのですが、現地の方たちの協力があって、可能にすることができたんです。だから、これから蒲郡でロケがあった時は対応できるというのが、むしろ大事かなと思っています。

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

齊藤工と九条ジョーの「心の一本」の映画

では最後に、ご自身に影響を与えた「心に残る一本の映画」を教えてください。

九条一本はむずいですよ…。洋画のダイナミックなところが好きなんで、海外作品をよく観るんですけど、なんでしょう…どうしようかな。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)もめっちゃ好きで…。あ!『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018)ってご存知ですか?

齊藤インド映画ですよね。あの作品は素晴らしい!

貧しくて、衛生的な生理用ナプキンが買えないという、インドの女性たちの現状を救うため、清潔で安価なナプキンの開発を目指したインドの社会起業家であるアルナーチャラム・ムルガナンダム氏の実話をもとにした作品ですね。ムルガナンダム氏は2014年に、アメリカのTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されました。

九条周りにバカにされながらも自分を信じて走りきって、で、世界に革命を起こすという。すっごい爽快だし、観ていて楽しいんですよ。よかったらぜひご覧ください。いいの出しました?

齊藤うん。いい!

九条よかったー。

齊藤僕はつい昨日観た作品なんですが、『ファーザー』(2021年5月14日公開)ですね。もう、すごかったですよ。その他にも『ノマドランド』(2020)とか、今年のアカデミー賞有力候補作品を観させていただいていたんですが、『ファーザー』はちょっと、すごすぎて。

『ファーザー』は、『羊たちの沈黙』(1991)で、第64回アカデミー賞主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンスと、『女王陛下のお気に入り』(2018)で第91回アカデミー賞主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマンがタッグを組み、記憶を失っていく父親と、父親を支える娘を演じる作品ですね。今年のアカデミー賞では作品賞をはじめ、計6部門にノミネートされています。

齊藤「認知症の人」を描いているのではなく、「認知症の人は世界がどう見えているのか」を描いているんです。「この人、自分の娘だったよな?」とか、観客自身も、観ている世界がパラレルワールドのように感じるようになっていて。

舞台となっている家や病院、登場人物が着ている服や小道具にも、そう感じる要素が含まれているんです…。

本作は、アカデミー賞美術賞にもノミネートされていますね。

齊藤その細かいディテールも理解したくて、僕3回観たんですよ。

九条3回も観たんですか!?

齊藤例えばエヴァンゲリオンでいうと、長年積み上げてきたものを、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(2020)で全て回収した、みたいなものが、『ファーザー』には一本に詰まってるっていう。いや、『ファーザー』ちょっとやばかったです。今年観た中でダントツです。

九条あー、それ以上聞きたくない…! 観たい…観ます!

齊藤工監督×コウテイ 九条ジョー インタビュー

◎『ゾッキ』原作


ゾッキA 大橋裕之 幻の初期作品集


ゾッキB 大橋裕之 幻の初期作品集

INFORMATION
『ゾッキ』
出演:吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生
倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼
監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工
原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 
脚本:倉持裕 
音楽監督:Chara 
主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI
宣伝:ガイエ
配給:イオンエンターテイメント

4/2(金)全国公開 3/26(金)愛知県先行公開※一部劇場除
3/20(土)蒲郡市先行公開
公式サイト: zokki.jp
Twitter: @zokki_movie
Facebook: @zokki.movie
Instagram: @zokki_movie
©️ 2020「ゾッキ」製作委員会
PROFILE
俳優・監督
齊藤工
Takumi Saitoh
1981年8月22日 生まれ、東京都出身。
2001年に俳優デビュー。俳優、映画監督、白黒写真家など幅広く活動。齊藤工名義での初長編監督作『blank13』(18)では国内外の映画祭で8冠を獲得。『フードフロア:Life in a Box』では、昨年末AACA(アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード)にて、日本人初の最優秀監督賞を受賞。本作はJFFLA2020にて最優秀監督賞とニューウェーブ賞を受賞した『COMPLY+-ANCE』(20)に続き、監督としての長編3作目となる。また、白黒写真家としても活動していて、ここ数年は仏ルーヴル美術館にて作品が展示されている。(18年には「守破離」にて銅賞を受賞)劇場体験が難しい被災地や途上国の子供たちに映画を届ける移動映画館「cinéma bird」を主宰、ミニシアターを俳優主導で支援するプラットフォーム「Mini Theater Park」発起人。主な出演作に、『昼顔』(17)、日仏合作『家族のレシピ』(18)、『麻雀放浪記2020』(19)など多数。公開待機作に『シン・ウルトラマン』(主演・21)等が控える。
お笑い芸人
九条ジョー
Joe Kujo
吉本興業所属。2013年に結成したお笑いコンビ、コウテイとして活躍中。2020年「第41回ABCお笑いグランプリ」優勝、2020年「M-1グランプリ」準決勝進出。映画出演は本作が初となる。
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