PINTSCOPE(ピントスコープ) 心に一本の大切な映画があれば…人と映画の物語
「愛とはなんだ?」<br>めんどくさい、正解がない、よくわからない…でも手探りし続けられるからこそ、いいんじゃない?

岸井ゆきの×成田凌×深川麻衣×若葉竜也

「愛とはなんだ?」
めんどくさい、正解がない、よくわからない…でも手探りし続けられるからこそ、いいんじゃない?

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「愛とはなんだ?」

日常のすべてが、好きな人のためだけに存在してしまう女の子。好きでもない人と身体の関係を持ち、いいように使ってしまう男の子。親友には「俺様男はやめておきな」と言いながら、自分もいいように使っている人がいる女の子。いいように使われても、好きな人に必要とされているなら構わない男の子。

相手とのなかなかうまくいかない関係に、もがく人たちを描いた映画『愛がなんだ』(2019年4月19日より公開)は、正解のない「大人の片思い」を描いた作品です。主人公・テルコ(岸井ゆきの)→マモちゃん(成田凌)。マモちゃん→すみれさん(江口のりこ)。ナカハラくん(若葉竜也)→葉子ちゃん(深川麻衣)……と、結ばれない片思いが交錯していきます。

メインの登場人物を演じたのは、同世代の岸井ゆきのさん、成田凌さん、深川麻衣さん、若葉竜也さん。人間味ある役者として勢いがある平成生まれの4人に「愛とはなんだ?」について語っていただきました。愛、愛、愛と言いすぎたため「愛がゲシュタルト崩壊する……」などという発言が出ながらも、みなさんの「愛とは?」の本音を聞き出すことができたインタビューをお楽しみください!

「愛ってなんだ?」
頭真っ白、守りたくて涙、一緒に闘う仲間……。
四者四様の愛の形。

今回は「私にとっての“愛とはなんだ?”」をテーマにみなさんに語っていただければと思うのですが、まずは、みなさんがプライベートで“愛”を感じる瞬間について教えてください。たとえばどんなときに、周りの愛を感じますか?

若葉うーん……恥ずかしいですね、そんなこと言うの。みなさん、何かありますか?

成田はい! 俺からでもいいですか? 今度、友達の結婚式があるんです。で、式に参加するみんなが当日の天気をめちゃくちゃ気にしてる。天気予報を毎日チェックして「雨になった、やばい!」とか「晴れてきたよ」とかって言ってそわそわしてるの、愛だなって思いますね。

深川確かに、それは愛だね。私は、スノードームを集めるのが趣味なんです。そのことを知っている友達が旅先とかで思い出してお土産に買ってきてくれたりすると、すごくうれしいし愛を感じますね。そうやって私の好きなものを覚えててくれて、自分の時間を過ごしてるときに思い出してくれるのって、感動しちゃいます。私の誕生日でもなんでもないのに。

岸井私は『愛がなんだ』の撮影中に、成田くんのあることへの“愛”を感じた時があった! 麻布で撮影していた日、ちょうどサッカーの試合があったんだよね?

成田日本対コロンビア戦がある日だったんです。僕サッカー大好きだから、歓声が聞こえて結果がわからないように、ずっと耳をふさいでたんですね。本番前後もずーっと外界の音をシャットアウトしてたのに、たまたま自分が台詞を喋るタイミングで「うわーっ!!!」って大きな歓声が聞こえてきて……点が決まっちゃったのがわかちゃったんですよ……。

岸井あの時は、並々ならぬサッカーへの愛を感じたよ(笑)。

成田そうだね、歓声のあと、頭真っ白になっちゃったもん。……愛ってそういうことですよ(笑)。

岸井私は何だろうな……あっ、2017年に劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人“Season風”』で出演したときかも。この作品は舞台のかたちがすごく特殊で、中心にある観客席を360度ぐるっと取り囲んでいるから、役者全員すごくハードに動き回らなきゃいけなかったんです。殺陣もあって、4時間走り続けるような舞台で。

「愛ってなんだ?」

成田観に行ったよ! 岸井さんはとくに走り続ける役だよね。

岸井あ、ほんと!? そうなの。主役のことを守りたくて一生懸命頑張る少女の役。ステージ数もたくさんあって過酷な公演だったから、この作品に関わる全員がケガをしないように一丸となって取り組んでいて。……その時は本当に「こんな私だけど、みんなのことを絶対に守る!」って思っていました。私のみんなへのこの気持ちって、愛かもしれないと思って、すごく泣いた!

若葉泣いたの!?(笑)周りの人に対する自分の愛を感じたってことね。

岸井うん。「守りたすぎるのに、私じゃ守れない……!」とか思って泣いてたの(笑)。バックステージでアミノ酸を分け合いながら、1ステージ終わるたびに「今日もみんなを守れた、無事でよかった……!」って思ってウルウルしていました。みんな毎日頑張って、最後まで一緒に駆け抜けたなって(笑)。作品に関わったみんながみんな、お互いを守りたいっていう気持ちがありましたね。

若葉僕は『愛がなんだ』のクライマックス近くで、テルコとコンビニの前で想いを語り合うシーンを撮影してるときかな。この作品にとって、それぞれの関係性に大きな変化が起きる大切な場面。なのに1テイク目で僕がいまいち集中できなかったなと思ってたら、今泉監督がなにも言わずに近づいてきて、僕の目を見てうなずいてくれたんです。多分、「もう一回撮るよ。わかっているよね」っていう無言の確認だったと思うんだけど……なんかその様子に、映画や役者に対する愛を感じたんですよね。

成田今泉監督って、言葉数は少なくても役者のことをわかってくれてる感じが伝わるよね。

若葉うん。たぶん、役者をずっと見てくれてるからだと思う。ご一緒するのは今回が初めてだったんだけど、役者という存在そのものを、一緒に闘っている仲間として愛してくれてるんじゃないですかね。

「愛ってなんだ?」
ぐいぐいいくのも、
ちょっと引くのも愛かもしれない

みなさんの話を伺うと、愛とは“強い想い”の体験である、ともいえそうですね。今泉監督は映画『愛がなんだ』について、「“強い想い”を持った人達の話でもある」とおっしゃっていました。

成田僕が思い出すのは、作品の後半でテルコが親友の葉子ちゃんの家に行って、“ある想い”を伝えるシーン。テルコから強い言葉も出てくるけれど、それは葉子ちゃんやナカハラに対する“愛ゆえの行動”なんじゃないかな。

岸井確かに。テルコがようやく周りに気持ちを伝えるシーンですよね。マモちゃんのことしか見えてなくて、毎日ふらふらしていたけれど、じつは周りとの関係も含めていろいろ考えてるんだってわかる場面。

でも何が一番強い想いだったかといえば、テルコのマモちゃんを思う気持ち。やっぱり愛ですよ。あれは愛でした(笑)。

テルコは、マモちゃんに平日の朝いきなり動物園に誘われても、仕事をサボって行ってしまう。ついには会社をクビになっても、マモちゃんの家の雑事を嬉々としてこなしていますね。一日の時間のすべてがその人のためにある感じ。

成田あれはもう「好き」とか超えて「愛」だよね。

岸井うん。テルコは目の前の、マモちゃんのことばっかり見てる感じだったから……演じながら「これは愛だな」とか「あれも愛だ」とか思うことはなかったんだけど。でも、改めて思い起こしてみると、結果的にはやっぱりマモちゃんへ向けていた気持ちがすべて愛だったなって思う。

深川映画の序盤でテルちゃんが、マモちゃんとの幸せな未来を思い描く場面もすごく好きです。「きっと半同棲になるかもだからお鍋買っちゃおう」なんて、二人の未来を勝手に想像しての行動が、かわいくて愛おしい。動物園の象の檻の前で、想像して泣いちゃうところもですね。

「愛ってなんだ?」

この「原作にはない、象にまつわるエピソード」が、作品内で印象的に使われています。それは、「群盲象を評す」というインドに昔から伝わる寓話(数人の盲人が象のそれぞれの部位を触って「何を触っているか」の感想が異なり、対立するという話)からきているそうですね。テルコがマモちゃんを思うと「視野が狭くなる」ことを、例えたと。

深川テルコとマモちゃんも想いがすれ違って、現実はそうハッピーにならないから切なかったんだけど……。

成田マモちゃんはテルコに対して、なんとなく自分の気持ちを態度で示してるんだろうけどね。

岸井そうだねぇ。でも、言ってくれなきゃわかんないんだよ、テルちゃんは。幸せの直後にいきなり部屋を追い出されるシーンでは、演じていて本当にさみしかったもん。「なんでこのタイミングで、急にいやだとか言うの?」みたいな。

成田逆にマモちゃんはマモちゃんで「気づいてるだろう」って思い込んでるから、余計に腹が立つんだよね。

岸井二人にはそういうすれ違いがあったよね。私個人としては「テルコ、わかりなさい?」って思ってました(笑)。だけどマモちゃんは、怒っててもコーヒーだけは淹れてくれるとか、妙に優しくしてくれるのがずるいですよね~。

マモちゃんのずるい優しさといえば、“追いケチャップ”。テルコをマモちゃんがバックハグしていちゃつく場面です。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、今泉監督はあのシーンを「成田凌が出ちゃってる」とおっしゃっていました(笑)。

「愛ってなんだ?」

岸井そう! あれはもう~……びっくりしました。

若葉ねぇ、あれは演出なの?

成田(にやりとしながら、首を横に振る)

若葉すごいね!? 観ながら俺、これは演出とアドリブどっちなんだろうって思ってた!

深川私も!

脚本にはないセリフだったそうですね。今泉監督が「あんなことはモテる人にしか言えないでしょう?(笑)」と。

岸井私の肩にマモちゃんが顎を乗せるところまでは、今泉さんの演出だったらしい。監督、けっこう片方だけにそういうこと言うんですよね。

成田今泉監督が「岸井さんの肩に顎乗せてよ」って指示があって、一瞬戸惑ったんだけど…。

若葉やだっていう選択肢があったんだ(笑)。ケチャップ自体は?

成田やってるうちに僕のテンションが上がっちゃって、そこにケチャップがあったから、アドリブ(笑)。

若葉・深川すごいな~……!

「愛ってなんだ?」

成田あと、マモちゃんとテルコが一緒にお風呂入ってるシーンで髪を洗われてるときの岸井さん、顔が最高だったよね。照れまくってて(笑)。

岸井いままでにない感情だったもん。とにかく恥ずかしくって……!

成田俺は「照れてんな~」って思いながら、髪とか立てて遊んでた(笑)。

深川立てた髪が倒れてくるのもよかったよね。

岸井もう一生ないと思います……“追いケチャップ”されることも、美容師さん以外に髪を洗ってもらうことも。

若葉そんなことないでしょ。

岸井・深川え!? うそでしょ!? あるの!?

成田あるかもよ~。

岸井・深川ないよ! なんで!?

若葉いやいや……(笑)。だって、この先もずっと生きてくわけでしょ? 可能性はあるかもよ。

「愛ってなんだ?」
愛ってなんだ?
愛とは模索し続けるものなんだ

「群盲象を評す」ではないですが、登場人物それぞれの愛のとらえ方も、みなさんそれぞれの愛もさまざまということですね。着地点や正解のない“愛”を描いた今作も、登場人物のさまざまな想いが交錯していきます。

成田そういえば、ナカハラとテルコが二人で年を越すシーン。除夜の鐘が鳴って、二人が見つめあってるのに、なんにも起きないのがすごいリアルで。

岸井お互い「目の前のこの人ではない」って思ってるのが悲しいよね。演じてて切なかったなぁ。

若葉あと、そのとき食べてる餃子が冷たいのも切なかった(笑)。映画じゃ伝わらない部分なんだけど。

成田でも、餃子が温かかったら、ちょっとほっこりしちゃうんじゃない?

若葉そうかも。餃子が冷たくて、体もあったまらないからよかったのかもね。

深川若葉さんが今泉監督の愛を感じた、コンビニ周辺でナカハラくんとテルちゃんが話すシーンも、それぞれの想いが交錯して観てて結構ぐさっときました……。テルちゃんがマモちゃんを想う気持ちも、ナカハラくんが葉子を想う気持ちも、それぞれに愛ゆえじゃない? 愛ゆえに二人の選ぶ道が違うのがまた切なくて……二人の想いのぶつかり合いを見て、すごく苦しくなりました。

成田あそこの岸井さんの「うるせぇバーカ!」もいいよね。

若葉僕はどのシーンも愛を表現するというより、“誰かとつながろうとしている人たち”だっていうことを意識していましたね。「愛ってこういうことだよ」みたいな説教くさい映画ではないから、お客さんにもあんまりそういうことを考えずに観てもらえたらいいなって思う。

「愛ってなんだ?」

この物語を演じた前後で、ご自身の“愛のとらえ方”になにか変化はありましたか?

成田そうですねぇ……。本人は誰かへの愛だと思って行動していても、そこには自分勝手な時間が結構流れているものなんだなって感じました。マモちゃんは、テルコからToo muchな愛情を向けられる役だったので。感情って、ついひとりでエスカレートしていっちゃうものなのかもしれない。そういえば僕も最近、大好きな辛いものを食べ過ぎて、エスカレートしてます(笑)。食べた瞬間に胃がぎゅっとならなきゃ物足りないというか。

愛も辛さも刺激だから、慣れてどんどん求めちゃうんですかね(笑)。

岸井愛ってなんなんだろうね? 少なくとも『愛がなんだ』は、それがなにかわかる映画ではないよね。観終わったあとに、愛とは模索し続けるものなんだな、って改めて思う気がします。

若葉そうだね(笑)。たとえば、この映画のチケットを予約してある日に好きな人に呼び出されて、「こんな映画どうでもいいや」って思うことが愛。好きな人と過ごす時間のほうがよっぽど価値を持っていていいし、そういうふうに感じる人たちの支えになったらいいな、と思います。

「愛ってなんだ?」
愛する映画は『奇蹟の輝き』『トイ・ストーリー』『ジム・キャリーはMr.ダマー』『アイデン&ティティ』

では最後に、みなさんの「愛を感じた映画」を教えてください。

岸井「愛を感じた映画」か……難しいなー。

成田やっぱり、題名に「愛」って入っててもらわないと~。

一同(笑)

みなさんの「心の一本」が知りたいです。

岸井愛の話とかじゃないんですけど(笑)、私は『奇蹟の輝き』(1998年)。死後の世界の物語で、天国の背景を油絵タッチのCGで表現しているのが本当に美しいんです。主演のロビン・ウイリアムズもすごく好き。愛し合う夫婦が、お互い全然違う容姿に生まれ変わって、また出会えるんですよ……あっ、これ愛じゃないですか!? やった!(笑)すごく好きな映画です。

深川私は『トイ・ストーリー』(1995年)かな。小さいころから大好きなんだけど、とくに「3」はもう、開始10分くらいで泣いちゃいますよね。子ども心にも「身の回りのものを大事にしよう」って感じたけれど、大人になったらまた別の角度から感じ入ることのできる作品だなって思います。きっと、これからもずっと大好きなんだろうなぁ。今年の夏に「4」が公開になるのもめちゃくちゃ楽しみです!

成田じゃあ僕は……『ジム・キャリーはMr.ダマー』(1994年)。主人公たちが、犬のかたちをした改造車に乗ってるんですよ。それに敵を乗せて、両サイドから「世界で一番不愉快な音を出してあげよっか?」って言うシーンが好きです(笑)。何度も繰り返し観てます。そのぐらい愛している作品です。

若葉愛を感じたわけじゃないけど、僕は『アイデン&ティティ』(2003年)ですね。すごくこの映画のファンで。DVDも持ってます。見る度に、共鳴するところや見え方が違ったりする映画で。たとえば18歳くらいで初めて観たときは、主人公の想いや衝動にすごく共鳴したんですよね。でもいまは、「とはいっても仕事なんだからちゃんとやらなきゃ」って人たちの気持ちもわかるし、「一人だけの思想でめちゃくちゃにしていいわけじゃないんだよ」っていう現実にも共鳴する。そうやって、何度も観たいと思う作品に、参加したいと思います。

「愛ってなんだ?」
PROFILE
岸井ゆきの
Yukino Kishii
1992年生まれ、神奈川県出身。2009年にドラマ「小公女セイラ」で女優デビュー。以降映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演、2016年、NHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁の側室・たかを演じ注目を集める。2017年、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を 受賞。同じく2017年の舞台「髑髏城の七人 Season風」の沙霧役も好評を博した。主な出演作に映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014)、『ピンクとグレー』、『森山中教習所』、『太陽を掴め』(すべて2016年)、『ここは退屈迎えに来て』(2018)など。ドラマでは「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS)、「モンテクリスト伯-華麗なる復讐-」などに出演。2018年連続テレビ小説「まんぷく」(NHK)では、主人公福子の姪・タカを演じ、登場時14歳の役を演じたことも話題に。今夏には映画『いちごの唄』が公開予定。

【ヘアメイク:星野加奈子 スタイリスト:岡本純子(アフェリア)】
成田凌
Ryo Narita
1993年生まれ、埼玉県出身。男性ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルオーディションに合格し、2013年より専属モデルに。翌2014年フジテレビNEXT smartオリジナルドラマ「FLASH BACK」で俳優デビューを果たし、映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』(2015)で映画初出演。2016年、NHK BSプレミアムのドラマ「ふれなばおちん」で注目を集め、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)、「コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐3rd season」(2017)などに出演。メインキャストを演じた映画『キセキ‐あの日のソビト‐』(2017)も話題になり、以降『新宿スワンⅡ』(2017)、『ニワトリ★スター』、『ラブ×ドック』、『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』、『ここは退屈迎えに来て』、『ビブリア古書堂の事件手帖』、『スマホを落としただけなのに』(すべて2018)など公開作が途切れない人気俳優に。2019年も『チワワちゃん』、『翔んで埼玉』、『さよならくちびる』、『カツベン!』などが待機する。

【ヘアメイク:宮本愛(yosine.) スタイリスト:伊藤省吾 (sitor)】
深川麻衣
Mai Fukagawa
1991年生まれ、静岡県出身。「乃木坂46」の初期メンバーとして数多くのヒット作と共に活動してグループを牽引する存在となる。女優業に専念するべく2016年にグループを卒業。映画では、第30回東京国際映画祭特別招待作品となった今泉力哉監督の『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018)で初主演。第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。その他の出演作に主演舞台「スキップ」(2017)、朗読劇SONG&PLAY「ふじ子の恋」~三浦綾子著「塩狩峠」より(2018)、ドラマNHK―BSプレミアム「プリンセスメゾン」(2016)、CX「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」(2017)、2018年連続テレビ小説「まんぷく」、初の主演ドラマとして「日本ボロ宿紀行」(2019)がある。今後は朗読劇「柳橋物語」(草月ホール)、映画「空母いぶき」などが待機する。

【ヘアメイク:山口朋子(HITOME) スタイリスト:稲葉有理奈(KIND)】
若葉竜也
Ryuya Wakaba
1989年生まれ。東京都出身。陰のある役から、アクの強い役まで幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年公開の映画『葛城事件』で、第8回 TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。主な出演作に、映画『雷桜』(10)、『GANTZⅠ・Ⅱ』(11)、『DOG×POLICE 純白の絆』(11)、『明烏』(15)、『葛城事件』(16)、『美しい星』(17)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、TVドラマ「新解釈・日本史」(17)、「過ちスクランブル」(17)、舞台「muro式7・9」(13・15)、「流山ブルーバード」(17)など多数。近作にTVドラマYTV「ブラックスキャンダル」、WOWOW連続ドラマW「コールドケース2~真実の扉〜」、NHK-BS「ワンダーウォール」、映画『サラバ静寂』、『素敵なダイナマイトスキャンダル』、『曇天に笑う』、『パンク侍、斬られて候』(全て18)など。

【ヘアメイク:FUJIU JIMI スタイリスト:Toshio Takeda (MILD)】
INFORMATION
『愛がなんだ』
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
監督:今泉力哉 
出演:岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子 /江口のりこ
配給:エレファントハウス
©2019映画『愛がなんだ』製作委員会
“好き”と言えないすべての人へ。
角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化。
テルコ、マモちゃん、テルコの友達の葉子、葉子を追いかけるナカハラ、マモちゃんがあこがれるすみれ…彼らの関係はあまりにもリアルで、ヒリヒリして、恥ずかしくて、でも、どうしようもなく好き…この映画には、恋のすべてが詰まっています。
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