PINTSCOPE(ピントスコープ) 心に一本の映画があれば PINTSCOPE(ピントスコープ) 心に一本の映画があれば

働くみんなの「映画ライフ」をのぞき見! Case03

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の
『リバー、流れないでよ』を観た一日

普段、映画館やおうちでどんな風に映画を観てますか?
忙しない毎日の中で、「映画を観る時間」をどんな風に取り入れていますか?
多彩な職業の人々の“映画を観た1日”を追った連載「働くみんなの『映画ライフ』をのぞき見!」。映画を観る時間を大切にしている人の、朝起きてから夜寝るまでの記録から、”映画を観る”を見つめます。
第3回は、「こはぜ珈琲」の店主 谷川隆次さんの映画ライフです。
Case 03
店主
谷川隆次
ryuji tanigawa
東京の下北沢で19年営業する「こはぜ珈琲」の店主。早稲田にも店舗あり。

【こはぜ珈琲とは?】
珈琲豆の自家焙煎と喫茶の併設するこはぜ珈琲を運営。落語会や写真展など様々な店舗イベントも行う。地域密着型の珈琲豆自家焙煎喫茶
「こはぜ珈琲」公式サイト: https://www.cohaze-coffee.com/

2026年2月4日(水)

6:45 起床

今日の朝の支度は私の担当なので、家族の朝ごはんやお弁当を作る。
珈琲が無いと目が覚めないのでまずは朝一の珈琲を淹れる。珈琲をドリップする所作は多分寝ていてもできるなと思う。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

9:00 朝の家事を整える

家族を送り出し、洗濯や洗い物をしてから、身支度を整えて仕事に行く準備をする。
わかっていても、つい余計な事をして、毎朝出るのがドタバタする。

10:15 早稲田店に出勤

当日に使う食材などを買い足して店に到着。
大学前が入試に伴い少しピリッとした感じに。

朝は冷えるので暖房をつけて手早く準備。
実は一台エアコンが壊れているのは内緒である。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

10:30 店舗営業開始。まずは朝一の焙煎から

すぐに販売できるようの豆を焙煎しつつ、頂いている通販のオーダー準備。
ありがたい事に映画に触れて、オーダーを頂く方が増えてきた。これからの全国展開がとても楽しみ!

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

11:00 ひと段落。本業よりちょいと気合いが入る本並び。

お店で評判(自画自賛)の「てんちょの本棚」の整理。毎月頭に新しい本を追加。てんちょの趣味全開の本棚は、学生から年配の方まで楽しみにしていただいていて嬉しい。漫画の事を話しだすと止まらないのでいつも注意深くお話をする。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

12:00 繁忙時間

今週から早稲田大学が入試期間に入り、大学内に入れなくなる。その間、学生さんの居場所が少なくなり、お店が賑わうランチタイムに。
大学職員さんや学生さんとお話ししながら楽しく営業。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

14:00 交代からの休憩。

午後のスタッフと交代して下北沢に。
行く前にご近所のお店でランチ。
普段は学生さんが行列なので入れないお店も、この時期はスルッと入れて有り難い。

14:15 おいしいお昼ご飯

これから外回りの用事があるので、ニンニク抜きラーメン。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

15:15 下北沢へ移動

下北沢で、映画のポスター貼りのお願いをする。20年近く営業しているので、知り合いのお店を色々と回る。

16:00 仲良しのお店や店主と邂逅。

今回の映画(※)にも出演いただいている岡田義徳さんが、昔働いていたBASEMENTBARさんにて。
こちらの店長さんも、こはぜ珈琲のご常連として、仲良くしていただいている。いらっしゃるかなと、久しぶりに覗いて見たら懐かしいお顔と邂逅。
「いつか、周年イベントなどをこちらで、やれたらいいね」など夢を語りながら、映画の話や下北沢のあれこれを話す。

※「今回の映画」……東京の下北沢で長年愛されてきた喫茶店「こはぜ珈琲」が、2025年5月に店舗を閉店して、新たに下北沢でリニューアルオープンするにあたり、思い出ある場所を何かの形で残せないかという店長の思いのもと始まった映画プロジェクト。2026年2月27日より映画『結局珈琲』として、新宿武蔵野館をはじめ、全国公開が決定。 新店舗も旧店舗より90秒の場所で営業再開中。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

17:00 沢山のご挨拶と感謝の気持ち。

行ったり来たりと街を1周半ほど回ったので帰路に。沢山のお店に快くポスター貼りやチラシ置きをしていただけた。本当に有り難い。

18:00 帰路からの夕食の準備

帰宅後、今日はいつもより早めに帰れたので、張り切って晩御飯の支度をする。本日はリクエストでハンバーグを作る。

20:00 映画鑑賞と家族の時間

夕飯後、珈琲を飲みながら子供と一緒に大好きなヨーロッパ企画さんの映画『リバー、流れないでよ』を鑑賞。
今度の6月に公開される映画、『君は映画』が楽しみ過ぎて、世界観に浸る予習として鑑賞。
『君は映画』は下北沢の映画館が舞台となり、
下北沢繋がりの映画と勝手に親近感を持って待ち侘びている。

コミカルな登場人物達が、テンポ良く同じ時間をループし続けて行く中、そこから抜け出す為に試行錯誤する展開は何度見ても楽しい。
食べても食べても無くならないご飯には、憧れを感じてしまう今日このごろ。
ループしている事に気がついたら自分ならぼんやりし続けてしまうなぁと、思いながら無くなっていくオヤツを食べながら鑑賞。

「こはぜ珈琲」店主 谷川隆次の 『リバー、流れないでよ』を観た一日

22:00 仕事をしようとするも脱線。

少し事務仕事をするつもりがなぜか机横にあった、最近なかなか読めていない積読状態の漫画を読む。一冊読んだら時間が戻れば幾らでも読めるのにと思いながら、夜が耽っていく。

23:45 就寝

今日は店舗営業からの、映画のポスター貼りと慌ただしい一日だった。
今日一日がループし続けたら、ちょいと大変だなと思いつつ、馴染みの方に沢山逢えるのは嬉しいなとぼんやり思いながら就寝。

今日の一本

FEATURED FILM
下北沢で長らく愛されてきた喫茶店”こはぜ珈琲”は移転を控えながら店長(柄本時生)とベテランバイトの島田(日高七海)、新人バイトの須藤(瀬戸璃子)らの切り盛りでマイペースな日々を送っている。常連客の青木(藤原さくら)は仕事の休憩時間をここで一人で過ごすことがルーティーンになっている。武田(細井じゅん)と塚本(山脇辰哉)はいつも決まって同じ席に座り雑談をしている。その他、亀と同じくらいゆっくり珈琲を運ぶ常連·伊藤(東野良平)など、移転について噛み締めている常連たちを見ながら様々な想像を働かせる店員たち。片付いていく店内で生まれる様々な奇妙な関係性によって一人きりの青木の中で変わっていくものと変わらないものとは–––。
© 2025 こはぜ 珈琲 メモリアル 映画制作 プロジェクト
出演:藤原さくら、細井じゅん、山𦚰辰哉、東野良平、日高七海、瀬戸璃子、谷川隆次、磯村勇斗(特別出演)、岡田義徳(特別出演)/ 柄本時生
監督・脚本:細井じゅん
主題歌:曽我部恵一「エンディング」(ROSE RECORDS)
企画:直井卓俊 谷川隆次
製作:こはぜ珈琲 メモリアル映画制作プロジェクト
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS

2026年2月27日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

PROFILE
店主
谷川隆次
ryuji tanigawa
東京の下北沢で19年営業する「こはぜ珈琲」の店主。早稲田にも店舗あり。

【こはぜ珈琲とは?】
珈琲豆の自家焙煎と喫茶の併設するこはぜ珈琲を運営。落語会や写真展など様々な店舗イベントも行う。地域密着型の珈琲豆自家焙煎喫茶
「こはぜ珈琲」公式サイト: https://www.cohaze-coffee.com/
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