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誰かの記憶に残る映画体験を通して、映画の新たな魅力を発信する番組「PINTSCOPEポッドキャスト」。
これまで「仕事をする場」と「生活をする場」として別れていた街の在り方が、コロナ禍を経てテレワークが進んだことにより、見直されています。自身の働き方や住まいについて、再度検討を始めた人も多いのではないでしょうか。
今回は、最新作『土を喰らう十二ヵ月』が2022年11月11日から公開となる中江裕司監督と、PINTSCOPEでコラム「旅と映画をめぐる話」を連載中のスパイス研究家・水野仁輔さんをお迎えして、自分にとっての「土を喰らう生活」とは?について、お話を伺いました。
いま「生活・仕事をする場」を考える
FEATURED FILM
『土を喰らう十二ヵ月』
長野の山荘で暮らす作家のツトム。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら原稿に向き合う日々を送っている。時折、編集者で恋人の真知子が、東京から訪ねてくる。食いしん坊の真知子と旬のものを料理して一緒に食べるのは、楽しく格別な時間。悠々自適に暮らすツトムだが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいる…。
「土を喰らう」とは?
旬を喰らうこと。四季の移ろいの中で、自然が恵んでくれる食物をありがたく頂くことを意味する。
世界を旅する水野仁輔さんの連載コラム
◎『土を喰らう十二ヵ月』原案