時代を越えて愛される名作映画たち
「人間」って面白い!
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PINTSCOPE連載コラム
嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち!
10代のある一時期に宿る、強烈な魅力…
●『御法度』(1999)
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「危険な人」ってなんで魅力的なの?
●『復讐するは我にあり』(1979)
九州・日豊本線築橋駅近くで、多額の現金が奪われ惨殺された二つの死体が発見された。事件の容疑者として浮かび上がったのは、榎津巌(緒形拳)という男である。しかし榎津は警察の追及をあざ笑うかのように、九州から浜松、東京で五人を殺したうえ、史上最大とも言われる重要指名手配の公開捜査をかいくぐって逃亡を続ける。時には大学教授、時には弁護士と称して、殺人、詐欺、己の欲望のままに女に明け暮れる冷血で大胆な榎津。驚くべき犯罪の才能をみせるこの男の行く末とは…。彼をこれほどまでに駆り立てたものはなんだったのか。そして、その生き様が社会に、我々現代人に問いかけるものとは、いったい何なのであろうか…。
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人間にとって、究極の恐怖とは!?
●『震える舌』(1980)
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なぜ人は、人を差別してしまうのか?
●『砂の器』(1974)
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女性同士の確かな連帯を描いた
名作サスペンス映画
●『疑惑』(1982)
富山県新港湾埠頭で、車が時速40キロのスピードで海に突っ込む。乗っていた地元の財閥、白河福太郎(仲谷昇)は死亡したが、同乗していた後妻の球磨子(桃井かおり)は、かすり傷ひとつ負わずに助かった。
やがて、夫に3億円の保険金が掛けられていることが判明し、球磨子は保険金狙いの殺人と疑われ、警察に逮捕される。新聞は球磨子を「北陸一の毒婦」と糾弾するなど、世間は球磨子の犯行を疑わないムードになっていた。そして、球磨子の弁護人として佐原律子(岩下志麻)が選ばれた。が、二人はことあるごとに衝突した……
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「みんなが●●だから」という無言の圧力の怖さ
●『楢山節考』(1958)
亭主に先立たれた老婆おりんは、嫁に先立たれた息子の辰平の後妻を探しながら、けさ吉はじめ3人の孫の面倒を見ている。村では、貧しい村での口減らしのため70歳になると楢山まいり(姥捨て)をする風習があった。村の祭りの日、隣村から亭主に死なれた玉やんが後妻にやってくる。これで心おきなくお山へいける、というおりんだったが・・・
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心から信じていた人に裏切られたとき、
人間はどうなってしまうのか?
●『死の棘』(1990)
結婚10年目の夫婦ミホとトシオ。1944年、トシオが特攻隊として島に駐屯したときに、島の娘ミホと出会い、二人は恋に落ちた。二人は死を覚悟するがそのまま敗戦を迎え、そして現在、二人の子どもの両親となっていた。が、ある日、トシオの浮気が発覚。それをきっかけにミホは精神の激しい発作に見舞われる……。
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「推し」に生涯を捧げた
主人公の情熱を体感せよ!
●『残菊物語』(1939)
明治時代初期の東京。人気が出て天狗になっていた二代目・尾上菊之助は、義弟の若い乳母お徳に自分の芸を批判され、そこで自身の名声が義父である五代目・尾上菊五郎の威光によるだけのものと気づかされる。やがて菊之助とお徳は心通わせるようになっていくが、周囲は身分違いの恋を危惧してお徳を追い出してしまう。絶望した菊之助は家を出て、大阪に出て芸を磨こうとするが……。
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「家族」とは一体どんな存在か?
●『秋刀魚の味』(1962)
平山は妻に先立たれ、家事一切を娘の路子に頼っていた。同窓会に出席した彼は、酩酊した恩師を送っていく。そこで会ったのは、やもめの父の世話に追われ、婚期を逃がした恩師の娘。平山は路子の縁談を真剣に考えるようになる。
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憧れが憎しみへ変わるとき…
●『利休』(1989)
天正10年(1582年)、利休は茶頭として信長に仕えていたが、6月の本能寺の変で信長は明智光秀に殺された。
数年後利休は信長の後継者として力を伸ばしてきた秀吉の茶頭となった。利休は〈茶の湯〉を通して全国の武将を魅了し、わびの極致と言われる京都・山崎の待庵など贅の限りを尽くし自分の世界を築いていった。
しかし、石田三成が台頭するにつれ、秀吉と利休の関係が狂い始めていく。
まず、光成の企みにより、利休の愛弟子でかつて秀吉の逆鱗に触れて所払いになった宗二が殺された。さらに三成は秀吉に「利休が朝鮮出兵に疑義を抱いている」ともちかけた。利休は茶室で秀吉と顔を合わせたが、朝鮮出兵に口を出したため、ますます秀吉を怒らせてしまうことになる。
周囲の状況が次第に移り変わって行く中で、利休はただ黙々として創造の世界に身をおいた。そんな利休の身を案ずる妻りきや友人たち。
そしてついに秀吉と対決する時を迎える。利休は、動じることなく、凛として権力者に立ち向かう。
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親の虐待と、虐待の犠牲になった子の物語
●『この子の七つのお祝いに』(1982)
次期総理の座を狙う大臣の秘書、秦一毅(村井国夫)の家に出入りしていた池畑良子(畑中葉子)の惨殺死体が発見される。
政界の闇を暴こうと良子に接触していたルポライターの母田(杉浦直樹)は、秦の内妻で占い師の青蛾(辺見マリ)の身辺を探っていたのだ。母田は後輩記者の須藤(根津甚八)に協力を請う。その時に初めて会ったバーのママ、ゆき子(岩下志麻)に惹かれる母田。ふたりは密会を重ねる。
そんな矢先、青蛾の正体を突き止めた母田が謎の死を遂げた。母田に代わって事件の真相を探るため、会津に向った須藤がそこで彼が目にしたのは…。
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真田広之の身体が魅せる「生」
●『たそがれ清兵衛』(2002)
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多くな選択肢を前に、人はどう葛藤するのか!?
●『日本のいちばん長い日』(2015)
太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。
降伏か、本土決戦か———。
連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。
そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。
“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣(役所広司)、国民を案ずる天皇陛下(本木雅弘)、
聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相(山努)、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官(堤真一)。
一方、終戦に反対する畑中健二少佐(松坂桃李)ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める…。
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※2021年6月22日時点のVOD配信情報です。