映画を観た日のアレコレ　No.45

2021年6月29日

東京梅雨入り。

一年を通して一番嫌いな季節がやってきた。

何をするにも億劫になり、近所のコンビニに行くのも嫌で
小さな買い物さえもウーバーイーツを使うことがある。

サイテーの1日。

こんなサイテーな1日を一瞬で別の世界へと連れて行ってくれるのが映画。
だからなのか雨の日の休日は、映画を観ることが多い。

今はネットが繋がればレンタルショップにいかなくても映画が観れる時代。

でも今日は何となくテレビ台の下にある引き出しを開けてみた。
私が本当に気に入っているDVDやビデオテープが10本ほど並んでいる。
その中に手を出せていないDVDがひとつあった
それは小学生の頃、母に観せられて衝撃を受けた作品。

『アウトサイダー』
1983年、フランシス・フォード・コッポラ監督が小説を映画化した男の青春映画。
今でこそスターになっているトム・クルーズが、
若手で出演していたりと激アツなキャストで繰り広げられている。

2ヶ月ほど前、突然この映画のディレクターズカット版のDVDが母から届いたのだ。

雨の日の夜に観るにはピッタリ。

懐かしい映像に音楽。
スティーヴィー・ワンダーの「STAY GOLD」が
はいったアルバムを直ぐに買って貰ったのも覚えてる。

貧困層の若者集団「グリース」と富裕層の集団「ソッシュ」
この２つ集団に悲劇が起こり
大人になりきれていない危うい雰囲気を
漂わせる青年達がそれぞれの感情をぶつけあう。

大人になってから観てみると
内容よりも何よりも豪華すぎるキャスト、
青年達から目が離せなかった。

マット・ディロンのセクシーな煙草の吸い方
ラルフ・マッチオのつま先立ち歩き
トム・クルーズの可愛い歯並び
エミリオ・エステベスのミッキーマウスのタンクトップ
何度も出てくる男の友情、
「スキンシップ」と「添い寝」は不思議な感覚になった。

こんなにかっこいい青年や未来のスターが
勢揃いしている映画を他に観たことがない。

憧れを色褪せる事なく残してくれるんだから
もうたまらない。

明日は細めのジーンズとコンバースを履いて出かけよう。

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※2021年7月16日時点のVOD配信情報です。