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映画の言葉

「壊れたら、直せばいいんだからな」

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©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会
映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
そんな、映画の中の言葉を紹介します。

壊れたら、直せばいいんだからな

中原尚志

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」より

「絶対に失敗できない」「絶対になくしてはいけない」そういった経験は誰しもあるはずです。そんなプレッシャーで押しつぶされそうになったとき、思い出したい言葉があります。

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で、原因不明の病を患い、記憶を失ってしまった麻衣(土屋太鳳)に寄り添い続けた婚約者・尚志(佐藤健)の言葉です。リハビリしていくうちに、徐々に記憶を取り戻していく麻衣。しかし、結婚をするはずだった尚志のことだけがどうしても思い出せず苦しみます。そんな麻衣を見た尚志は、これ以上無理をさせたくないと別れることを決心し、それまで住んでいた場所を離れるのです。移り住んだ島には、子供達がいつも遊んでいるブランコがあるのですが、ある日壊れてしまいます。尚志が自動車整備士の技術を活かし、そのブランコを修理してあげた際に子供達にかけた言葉が、「壊れたら、直せばいいんだからな」です。

壊れたって、また直せばいい。そっくりそのまま元どおりの形じゃなくても、また新しく作り直せばいい。一度は病によって壊れてしまった二人の関係も、きっと前とは違う形で築き上げられる。そんな二人に訪れる新たな未来を予感させる言葉でした。

失敗しても、大丈夫。尚志の言葉のように、また直せば良いのです。何度だって。きっとこの先の人生で、私もこの言葉に救われることがたくさんあるでしょう。そしてその度に、一つ強くなれそうな気がします。

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『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
監督:瀬々敬久 脚本:岡田惠和 音楽:村松崇継
原作:中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社) 
出演:佐藤健 土屋太鳳
主題歌:back number 「瞬き」(ユニバーサル シグマ)
©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会
結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。そしてふたりが結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる――
PROFILE
フリーライター・インタビュアー
藤田真奈
Mana Fujita
フリーランスのライター・インタビュアー。大学卒業後、勢いでフリーランスとして独立。ウェブメディアを中心に、インタビューやイベントレポート、小説連載など様々な媒体で執筆、脚本を行っている。小説をエンタメだけでなく情報を伝える手段にするべく、日々奮闘中。
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