
映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
そんな、映画の中の言葉を紹介します。
壊れたら、直せばいいんだからな
中原尚志
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』より
「絶対に失敗できない」「絶対になくしてはいけない」そういった経験は誰しもあるはずです。そんなプレッシャーで押しつぶされそうになったとき、思い出したい言葉があります。
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で、原因不明の病を患い、記憶を失ってしまった麻衣(土屋太鳳)に寄り添い続けた婚約者・尚志(佐藤健)の言葉です。リハビリしていくうちに、徐々に記憶を取り戻していく麻衣。しかし、結婚をするはずだった尚志のことだけがどうしても思い出せず苦しみます。そんな麻衣を見た尚志は、これ以上無理をさせたくないと別れることを決心し、それまで住んでいた場所を離れるのです。移り住んだ島には、子供達がいつも遊んでいるブランコがあるのですが、ある日壊れてしまいます。尚志が自動車整備士の技術を活かし、そのブランコを修理してあげた際に子供達にかけた言葉が、「壊れたら、直せばいいんだからな」です。
壊れたって、また直せばいい。そっくりそのまま元どおりの形じゃなくても、また新しく作り直せばいい。一度は病によって壊れてしまった二人の関係も、きっと前とは違う形で築き上げられる。そんな二人に訪れる新たな未来を予感させる言葉でした。
失敗しても、大丈夫。尚志の言葉のように、また直せば良いのです。何度だって。きっとこの先の人生で、私もこの言葉に救われることがたくさんあるでしょう。そしてその度に、一つ強くなれそうな気がします。
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映画の言葉
- 「心の声を聞くわ」
- 「いっぱい失敗したから 今の自分がある。まぁ 今も失敗ばっかりやけど」
- 「俺の知ってる命ってのはよ、この理不尽な世界で唯一、平等で大切なもんや」
- 「必死すなわち生くるなり」 死を意識するのは生きようとする証
- 大きい変化の中にいても、これを見失わなければ大丈夫。 周りに流されて、後悔しないために必要なこと。
- 生きづらい世の中を生きる。皆で乗り越えたい今贈りたい、映画の言葉。
- 大事なものを失うことは怖いけれど。「今」を大切にする生き方とは?
- 好きなものを好きと言えない? 自分の「好き」を大切にするといい理由。
- 「そんなに苦しまなくていいんだよ」
- 「我々には世界を知る手段が必要です」
- 「空気読んで何もしないくらいなら、間違っててもやる方がいいんです」
- 「でもママとは別々よ」
- 「物事は単純だ。それに対し人間は不可解なことばかり。物事を複雑にする」
- 「作家は書かなきゃ」
- 「言霊ってあるんだよ、言葉の力って凄いんだから」
- 「僕、生きてますよ、今」
- 「誰かと走るって、楽しい!」
- 「僕は、僕の世界を諦めない」
- 「すてきな荷物が運べた。金なんか要らない」
- 「自分自身の体でさ、実際にやったことと、その中で感じたこと考えたこと、自分の責任で話せるのってそのぐらいだろ?」
- 「割れたガラスの破片をただ片付けたくて、人生を片付けてしまった」
- 「同じ人間なんだよ」
- 「実際は迷ってばっかりだけどさ やるしかないよね」
- 「思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ」
- 「正しいとか間違ってるとかじゃない。多数派の意見があるだけなんだ」
- 「明日のことは分からない。だから毎晩が舞台の初日であり、千秋楽でもある」
- 「本当に好きなら、逃げてばっかりじゃだめだよ」
- 「思い切って、人の助けを借りる勇気も、必要なんだよね」
- 「君は幸せになっていいんだ」
- 「私たちは一組の古い靴下みたいね」
- 「ノーマル? そんな人いないわ」
- 「技術とかね、魚も大事だけど、そこに対する気持ちが一番大事なんですよ」
- 「整理とは、捨てることなり」
- 「他の人の気持ちが分からないなんて当たり前じゃないか。 分からないから興味を持つんだろ。分からないから話をするんだろ」
- 「テメェでテメェを大事にしなくて、誰が大事にするもんか」
- 「壊れたら、直せばいいんだからな」
- 「人がどう思うかは関係ない。誰を愛するかは私が決める。私の人生よ」
- 「やってけなくても、やってかなきゃならないと思います」
- 「自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇって」