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映画の言葉『男はつらいよ お帰り 寅さん』のセリフより

「思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ」

©2019松竹株式会社
映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
そんな、映画の中の言葉を紹介します。

思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ

By 車 寅次郎

『男はつらいよ お帰り 寅さん』より

本ページの情報は2021年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

みなさんは日頃大切な人に愛を伝えられていますか? 想うだけでなく、言葉や態度で相手にその想いを示せていますか? それが親しい人の場合など、ちょっとした気恥ずかしさも手伝い、「いつでも機会はある」「近くにいるからわかっているだろう」と、その想いを伝えることを躊躇したり、怠ってしまったりしがちです。

「男はつらいよ」シリーズ開始から50作目となる『男はつらいよ お帰り 寅さん』では、寅さんの甥で小説家となった満男(吉岡秀隆)が、ある日自身のサイン会で学生時代の初恋の相手・及川泉(後藤久美子)と偶然にも再会することに。二人で当時の思い出話に花を咲かせるうち、満男は泉に片思いしていた自分の恋心もよみがえってくるのです。それは、伯父さんである寅さん(渥美清)のこんな言葉とともに。

「思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ」

当時、満男は、泉への想いを伝えることができず悶々と苦しんでいました。時を経て、大人になり、小説家としてもデビューを果たした満男ですが、泉を前にすると本心をなかなか伝えきれない自分と、改めて向き合うことになります。

どれだけ相手のことを想っていても、自分の中に閉じ込めているだけでは、「愛してないのと同じ」。頭で理解はしていても、実践することはなかなか難しいことでもあります。この言葉が心に響いた人は、ぜひこの機会に大切な人へ自分の思いを言葉や態度で伝えてみてはいかがでしょうか。

※本台詞は、第45作「男はつらいよ 寅次郎の青春」の中でも登場します。

本ページの情報は2021年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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FEATURED FILM
男はつらいよ お帰り 寅さん [Blu-ray]
原作:山田洋次 脚本:山田洋次 朝原雄三 音楽:山本直純 山本純ノ介
主題歌:「男はつらいよ」 渥美清 / オープニング 桑田佳祐
撮影:近森眞史 美術監督:出川三男 美術:倉田智子 吉澤祥子 照明:土山正人 編集:石井巌 石島一秀
録音:岸田和美 プロデューサー:深澤宏 
監督:山田洋次
キャスト:
渥美清 / 倍賞千恵子 吉岡秀隆 後藤久美子 前田吟 池脇千鶴 夏木マリ 浅丘ルリ子
美保純 佐藤蛾次郎 桜田ひより 北山雅康 カンニング竹山 濱田マリ 出川哲朗 松野太紀 林家たま平
立川志らく 小林稔侍 笹野高史 橋爪功
©2019松竹株式会社
小説家の満男(吉岡秀隆)は中学3年生の娘と二人暮らし。妻の七回忌の法要で柴又の実家を久々に訪れ、母・さくら(倍賞千恵子)、父・博(前田吟)、昔から付き合いのある人々と昔話に花を咲かす。それは、騒々しくて楽しかった、伯父・寅次郎(渥美清)との日々。いつも味方でいてくれた寅さんに長い間会えず、大人になった満男の心には大きな穴が空いていた。
そんなある日、書店で行ったサイン会で満男は、初恋の人・イズミ(後藤久美子)と偶然再会する。二人は寅さんの昔の恋人・リリー(浅丘ルリ子)のもとを訪れるが、そこでリリーから、寅さんの思いがけない過去を聞かされ・・・
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