
映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
そんな、映画の中の言葉を紹介します。
他の人の気持ちが分からないなんて当たり前じゃないか。
分からないから興味を持つんだろ。分からないから話をするんだろBy タケ
『舟を編む』より
私はRPGゲームが大好きです。主人公は大抵ちいさな村に住む少年や少女で、守られた安全な場所から、啓示を受けて危険な外の世界へと出ていくことで冒険がスタートします。
『舟を編む』は、出版社の辞書編集部で新しい辞書をつくるために奮闘する人々を描いた作品です。主人公の馬締光也(松田龍平)は相当な読書家で、言葉に対して誠実かつ敏感。辞書作りにうってつけの人物でした。そんな彼の悩みは、他人とうまくコミュニケーションを取れないこと。「相手の気持ちがわからない」と悩む彼に対して、下宿先の大家さん・タケ(渡辺美佐子)が口にしたのがこの言葉です。「他の人の気持ちが分からないなんて当たり前じゃないか。分からないから興味を持つんだろ。分からないから話をするんだろ」
本作は【辞書を作る】ことを通じて、言葉は生きていること、大きなパワーを持っていることを教えてくれます。言葉を使うことで、人は世界を知ることができます。言葉を使うことで、人は自分の想いを相手に伝えることができます。ゲームで例えるならば、自分の中だけで言葉と戯れていた光也に、タケは啓示を与えたのです。「相手を知るために言葉を使え」と。次の日から、言葉を携えて光也は冒険を始めました。人生という冒険は、待っているだけでは始まりません。言葉を武器に、盾に、回復薬にして、広い世界へと飛び出さなければ!
※2021年3月4日時点のVOD配信情報です。
BACK NUMBER
映画の言葉
- 「そうか 戦ってもいいんだ」
- 私は普通じゃない? …で、「普通」って何!?
- 自分を見失わないために、私が私であることを確認する方法
- 「心の声を聞くわ」
- 「いっぱい失敗したから 今の自分がある。まぁ 今も失敗ばっかりやけど」
- 「俺の知ってる命ってのはよ、この理不尽な世界で唯一、平等で大切なもんや」
- 「必死すなわち生くるなり」 死を意識するのは生きようとする証
- 大きい変化の中にいても、これを見失わなければ大丈夫。 周りに流されて、後悔しないために必要なこと。
- 生きづらい世の中を生きる。皆で乗り越えたい今贈りたい、映画の言葉。
- 大事なものを失うことは怖いけれど。「今」を大切にする生き方とは?
- 好きなものを好きと言えない? 自分の「好き」を大切にするといい理由。
- 「そんなに苦しまなくていいんだよ」
- 「我々には世界を知る手段が必要です」
- 「空気読んで何もしないくらいなら、間違っててもやる方がいいんです」
- 「でもママとは別々よ」
- 「物事は単純だ。それに対し人間は不可解なことばかり。物事を複雑にする」
- 「作家は書かなきゃ」
- 「言霊ってあるんだよ、言葉の力って凄いんだから」
- 「僕、生きてますよ、今」
- 「誰かと走るって、楽しい!」
- 「僕は、僕の世界を諦めない」
- 「すてきな荷物が運べた。金なんか要らない」
- 「自分自身の体でさ、実際にやったことと、その中で感じたこと考えたこと、自分の責任で話せるのってそのぐらいだろ?」
- 「割れたガラスの破片をただ片付けたくて、人生を片付けてしまった」
- 「同じ人間なんだよ」
- 「実際は迷ってばっかりだけどさ やるしかないよね」
- 「思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ」
- 「正しいとか間違ってるとかじゃない。多数派の意見があるだけなんだ」
- 「明日のことは分からない。だから毎晩が舞台の初日であり、千秋楽でもある」
- 「本当に好きなら、逃げてばっかりじゃだめだよ」
- 「思い切って、人の助けを借りる勇気も、必要なんだよね」
- 「君は幸せになっていいんだ」
- 「私たちは一組の古い靴下みたいね」
- 「ノーマル? そんな人いないわ」
- 「技術とかね、魚も大事だけど、そこに対する気持ちが一番大事なんですよ」
- 「整理とは、捨てることなり」
- 「他の人の気持ちが分からないなんて当たり前じゃないか。 分からないから興味を持つんだろ。分からないから話をするんだろ」
- 「テメェでテメェを大事にしなくて、誰が大事にするもんか」
- 「壊れたら、直せばいいんだからな」
- 「人がどう思うかは関係ない。誰を愛するかは私が決める。私の人生よ」
- 「やってけなくても、やってかなきゃならないと思います」
- 「自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇって」