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映画の言葉

「自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇって。」

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映画の言葉
©1989 松竹株式会社

映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。

そんな、映画の中の言葉を紹介します。

自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇって。

By 車寅次郎

「男はつらいよ ぼくの伯父さん」より

生きていれば、自分の考えていることの「汚さ」や「ずるさ」に、ふと嫌気がさしてしまうこともあるのではないでしょうか。 それは、お金にまつわることだったり、恋愛の駆け引きでだったり、感じる内容は人それぞれ違うかもしれません。

『男はつらいよ ぼくの伯父さん』で、寅さんが恋に悩む甥の満男にかけるのが、この言葉。「気がつけば、相手の胸や唇とか、そんな不潔なことばかり考えてしまい、そんな自分に人を愛する資格なんかない」と、赤裸々に思いを打ち明ける満男に対して、寅さんは優しく言葉をかけます。自分のことを醜いと一方的に痛めつけず、その分その人のことを愛おしめる心を持って欲しいと、寅さんは満男に伝えたかったのだと、私は解釈しました。

誰しも生きていれば、自分の愚かさや駄目なところばかりに目がいってしまう時もありますよね。そんな時、寅さんのこの言葉を口にしてみると、少しは心が軽くなり、もっと自分を大切にできる気がします。

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FEATURED FILM
男はつらいよ ぼくの伯父さん(Blu-ray)4Kデジタル修復版
原作:山田洋次
監督:山田洋次
脚本:山田洋次/朝間義隆
撮影:高羽哲夫/美術:出川三男/音楽:山本直純

出演:渥美清
倍賞千恵子/前田吟/下條正巳/三崎千恵子/吉岡秀隆
©1989/2019 松竹株式会社
満男のマドンナ、泉が初登場。ふたりの恋を寅さんが手助けする。

浪人中の満男(吉岡秀隆)は、名古屋に転校した高校の後輩・泉(後藤久美子)のことが気になって勉強が手につかない。親子ゲンカの果てにバイクで名古屋へ向かうが、泉の母・礼子(夏木マリ)から彼女は礼子の妹・寿子(檀ふみ)と佐賀で暮らしていると言われる。佐賀に着いた満男は泊まった旅館で寅さん(渥美清)とバッタリ出会う。付き添いを頼まれた寅さんはしぶしぶ満男とふたりで泉の暮らす家を訪れることに。
■マドンナ:後藤久美子/檀ふみ
■主なロケ地:茨城県袋田/佐賀県吉野ヶ里、古湯温泉
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