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映画の言葉

「君は幸せになっていいんだ。」

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©2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
そんな、映画の中の言葉を紹介します。

君は幸せになっていいんだ。

By サイ

『マイ・プレシャス・リスト』より

新人社員の頃、同期に「文を書く仕事がしたい」と話したことがあります。彼は半笑いを浮かべて「作家になりたいとか思っちゃってんの?」と言いました。失礼な! でも当時の私はムッとする代わりに「夢を語るのは恥ずかしいことなんだ」とシュンとしてしまったのです。

『マイ・プレシャス・リスト』の主人公キャリー(ベル・パウリー)は、一流大学を飛び級で卒業した天才少女ですが、色々な過去がコンプレックスとなり他人とうまく関わることができません。セラピストから渡された「幸せになるための6つのリスト」を嫌々実践してみるものの、空回りばかり。

ひとりで迎えたイブの夜、キャリーは隣家の居候青年サイ(ウィリアム・モーズリー)から散歩に誘われます。これはそのときの言葉です。誰にだって幸せになる権利はあります。不器用でも、過去に後悔があっても、自信がなくても。この言葉と「君は世界を明るくする人だ」というサイの言葉は、キャリーに勇気を与えたのでした。

同期に笑われてから意気消沈していた私でしたが、上司に気持ちを漏らしたところ、上司はすぐに広報部にかけあって社内報のコラムを書くチャンスを私にくれました。私も若者の背中を押す人間でありたいと思います。サイや、あの上司のように。

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FEATURED FILM
マイ・プレシャス・リスト
監督:スーザン・ジョンソン(ドラマ「好きだった君へのラブレター」)
出演:ベル・パウリー(『メアリーの総て』)
ガブリエル・バーン(「へレディタリー/継承」)
ネイサン・レイン(『プロデューサーズ』)
©2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリー(ベル・パウリー)はIQ185、ハーバード大学を飛び級で卒業した天才だが、友達も仕事も持たず、読書ばかりしている【コミュ力】ゼロの屈折女子。話し相手はセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)だけ。ある日彼はキャリーにリストを渡し、そこに書かれた6つの課題をクリアするように告げる。「何のために?」「それで問題はすべて解決するの?」半信半疑ながらも、まずは金魚を2匹飼い始め、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探し…と1つずつ項目を実行していくキャリー。そして、人と関わり打ち解けたり傷ついたりする中で、徐々に自分の変化に気づいていく。キャリーは果たしてリストを全てクリアして、幸せを手にすることができるのか――?
PROFILE
映画・演劇ライター
八巻綾
Aya Yamaki
映画・演劇ライター。テレビ局にてミュージカル『フル・モンティ』や展覧会『ティム・バートン展』など、舞台・展覧会を中心としたイベントプロデューサーとして勤務した後、退職して関西に移住。八巻綾またはumisodachiの名前で映画・演劇レビューを中心にライター活動を開始。WEBサイト『めがね新聞』にてコラム【めがねと映画と舞台と】を連載中。
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